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名古屋市南区 重要文化財 富部神社本殿保存修理工事
 概  要: 名古屋市南区の富部神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
清洲城主松平忠吉(徳川家康の四男)が病気平癒の報恩のために、 本殿以下拝殿・祭文殿・廻廊を現在の地に創建したとされ、 本殿は棟札の記述から慶長10年(1605)に建立されたことがわかっています。

現在の本殿は一間社流造の檜皮(ひわだ)葺屋根ですが、柿(こけら)葺や栩(とち)葺など、 様々な屋根葺材料に変更された幾度もの修理記録が残っており、平成7〜8年(1995〜96)にかけては、 当社施工により銅板葺を創建当時の材である檜皮葺に変更する屋根葺替と、半解体修理をさせて頂きました。

本殿は昭和32年(1957)に国の重要文化財に指定されています。
 工事期間:2024年10月〜2025年8月(予定)
 工事内容:屋根葺替(檜皮葺)、外部漆の塗り直し、小屋裏の耐震補強、亀腹・錺金具の補修
2025年1月22日名古屋市南区の富部神社様で本殿保存修理工事の月例現場打合が行なわれました。
  1月22日に、第4回月例現場打合が行なわれました。
社務所での打合後に、現場の確認をして頂きました。
屋根の大棟瓦と、軒付以外の檜皮葺の解体が完了しています。

(1)着工前の本殿

(2)素屋根・足場に覆われた本殿

(3)屋根下地の確認

(4)解体した大棟瓦の確認








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