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愛知県知立市 登録文化財知立神社摂社親母神社保存修理工事
2021年7月1日愛知県知立市(ちりゅうし)の知立神社様で摂社親母神社(うばがみしゃ)保存修理工事の契約書の調印が行なわれました。
・概  要:愛知県知立市の国登録文化財知立神社摂社親母神社の保存修理工事をさせて頂きます。
知立神社様は三河国二宮で、摂社親母神社は拝殿の東側に南面して建てられた一間社流造で、本社殿(本殿・幣殿・祭文殿及び廻廊・拝殿)と共に平成26年(2014)に登録文化財になっています。
(※摂社とは、本社の御祭神と由緒の深い神を祀った社)
明治34年(1901)の「知立神社之図」に、現在の親母神社が描かれていることからそれ以前の建立とみられています。

<参考文献>
・『新編 知立市史 別巻 文化財編』2016年
・工事期間:2021年7月 〜 12月
・工事内容:檜皮葺きの屋根を銅板に葺替え、破損している基礎を新設、木部の全解体修理(※一度部材を全て解体保存し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、弁柄の塗り直しを実施します。
・リポート:摂社親母神社保存修理工事の契約書の調印が行なわれました。
7月8日に御神体をお遷しする仮遷座祭が斎行されます。

(1) 境内入口 写真右手は重要文化財多宝塔

(2) 市指定文化財の石橋から
登録文化財社殿(拝殿)及び親母神社(写真右)を見る

(3) 登録文化財になっている知立神社社殿

(4) 社殿(拝殿)の東側に鎮座する摂社親母神社(写真右端)

(5) 摂社親母神社 南面

(6) 摂社親母神社 西面及び南面
2021年8月2日愛知県知立市(ちりゅうし)の登録文化財知立神社摂社親母神社(うばがみしゃ)保存修理工事の月例工事打合が行なわれました。
・概  要:愛知県知立市の国登録文化財知立神社摂社親母神社の保存修理工事をさせて頂いています。
知立神社様は三河国二宮で、摂社親母神社は拝殿の東側に南面して建てられた一間社流造で、本社殿(本殿・幣殿・祭文殿及び廻廊・拝殿)と共に平成26年(2014)に登録文化財になっています。
(※摂社とは、本社の御祭神と由緒の深い神を祀った社)
明治34年(1901)の「知立神社之図」に、現在の親母神社が描かれていることからそれ以前の建立とみられています。

<参考文献>
・『新編 知立市史 別巻 文化財編』2016年
・工事期間:2021年7月 〜 12月
・工事内容:檜皮葺きの屋根を銅板に葺替え、破損している基礎を新設、木部の全解体修理(※一度部材を全て解体保存し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、弁柄(べんがら)の塗り直しを実施します。
・リポート:第2回目の月例現場打合が実施されました。
神社様へ工事写真(境内整備の様子)や月間工程表の説明を致しました。
現場では周辺の樹木の伐採や石造物の解体・移設を行ない、仮囲いがされています。
外部足場を組立て、檜皮屋根をめくり、現在、木部の解体保存作業を行なっています。
解体中に飾金物の裏面から、明治36年(1903)7月の銘が発見されました。
8月中旬からは再利用する木材の塗装剥離に先がけ、弁柄の色見本も確認して頂きました。

(1) 社殿(拝殿)の東側に鎮座する摂社親母神社(仮囲いで覆われている)

(2) 石造物等の周辺整備後

(3) 解体用外部足場組立後

(4) 大工による解体保存作業(扉、長押の取外し)

(5) 壁板、縁まで取外した状態

(6) 弁柄(べんがら)塗装の色見本(写真上)

(7) 飾金物の裏面から発見された「明治丗六年/卯七月日」(1903)の銘
2021年9月1日愛知県知立市(ちりゅうし)の登録文化財知立神社摂社親母神社(うばがみしゃ)保存修理工事の月例工事打合が行なわれました。
・概  要:愛知県知立市の国登録文化財知立神社摂社親母神社の保存修理工事をさせて頂いています。
知立神社様は三河国二宮で、摂社親母神社は拝殿の東側に南面して建てられた一間社流造で、本社殿(本殿・幣殿・祭文殿及び廻廊・拝殿)と共に平成26年(2014)に登録文化財になっています。
(※摂社とは、本社の御祭神と由緒の深い神を祀った社)
明治34年(1901)の「知立神社之図」に、現在の親母神社が描かれていることからそれ以前の建立とみられていますが、今回の修理中に発見された墨書銘から天保5年(1834)頃に建てられた可能性があります。

<参考文献>
・『新編 知立市史 別巻 文化財編』2016年
・工事期間:2021年7月 〜 12月
・工事内容:檜皮葺きの屋根を銅板に葺替え、破損している基礎を新設、木部の全解体修理(※一度部材を全て解体保存し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、弁柄(べんがら)の塗り直しを実施します。
・リポート:第3回の月例現場打合が実施されました。
神社様へ工事写真(木部の解体保管状況、基礎の解体状況)や月間工程表の説明を致しました。
現場は木部・礎石等の解体保存が完了し、基礎も撤去して更地の状態になっています。
当社の作業場で保存した木部の補修と弁柄(べんがら)塗装の剥ぎ落とし再塗装の作業をしています。
解体した部材から天保5年(1834)3月と昭和59年(1984)12月の墨書銘が発見されました。

(1) 社殿(拝殿)の東側に鎮座する摂社親母神社(解体保管後)

(2) 基礎の解体後

(3) 解体保存し、再用する部材

(4) 発見墨書「天保五年三月吉日/ち里う山町玉屋作人」(1834年)

(5) 解体保管した鬼板(銅板巻き)

(6) 鬼板下地の墨書「昭和59年12月/伊原の作」(1984年)
2021年10月1日愛知県知立市(ちりゅうし)の登録文化財知立神社摂社親母神社(うばがみしゃ)保存修理工事の月例工事打合が行なわれました。
・概  要:愛知県知立市の国登録文化財知立神社摂社親母神社の保存修理工事をさせて頂いています。
知立神社様は三河国二宮で、摂社親母神社は拝殿の東側に南面して建てられた一間社流造で、本社殿(本殿・幣殿・祭文殿及び廻廊・拝殿)と共に平成26年(2014)に登録文化財になっています。
(※摂社とは、本社の御祭神と由緒の深い神を祀った社)
明治34年(1901)の「知立神社之図」に、現在の親母神社が描かれていることからそれ以前の建立とみられていますが、今回の修理中に発見された墨書銘から天保5年(1834)頃に建てられた可能性があります。

<参考文献>
・『新編 知立市史 別巻 文化財編』2016年
・工事期間:2021年7月 〜 12月
・工事内容:檜皮葺きの屋根を銅板に葺替え、破損している基礎を新設、木部の全解体修理(※一度部材を全て解体保存し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、弁柄(べんがら)の塗り直しを実施します。
・リポート:第4回の月例現場打合が実施されました。
神社様へ工事写真(木部の解体保管状況、基礎の解体状況)や月間工程表の説明を致しました。
現場は基礎工事の一部(ベースとなる耐圧盤)までが完了した状態になっています。
引き続き、当社の作業場で保存した木部の補修と弁柄(べんがら)塗装の剥ぎ落とし再塗装をしており、 屋根材の銅板加工作業(再利用する鬼板の磨きを含む)も始まりました。
10月中に基礎工事が完了次第、建て方作業を行ないます。

(1) 社殿(拝殿)の東側に鎮座する摂社親母神社
(仮囲いで覆われている)

(2) 基礎コンクリートの打設(9月)

(3) ベースとなる耐圧盤までが完了した基礎

(4) 木部の塗装作業 
左から古材、塗装剥ぎ落とし後、
弁柄(べんがら)塗装後、えの油塗装後

(5) 塗装後の木鼻(きばな)

(6) 木部腐朽箇所の補修

(7) 補足材の加工

(8) 緑青(ろくしょう)を磨いた鬼板(再利用)
2021年11月1日愛知県知立市(ちりゅうし)の登録文化財知立神社摂社親母神社(うばがみしゃ)保存修理工事の月例工事打合が行なわれました。
・概  要:愛知県知立市の国登録文化財知立神社摂社親母神社の保存修理工事をさせて頂いています。
知立神社様は三河国二宮で、摂社親母神社は拝殿の東側に南面して建てられた一間社流造で、本社殿(本殿・幣殿・祭文殿及び廻廊・拝殿)と共に平成26年(2014)に登録文化財になっています。
(※摂社とは、本社の御祭神と由緒の深い神を祀った社)
明治34年(1901)の「知立神社之図」に、現在の親母神社が描かれていることからそれ以前の建立とみられていますが、今回の修理中に発見された墨書銘から天保5年(1834)頃に建てられた可能性があります。

<参考文献>
・『新編 知立市史 別巻 文化財編』2016年
・工事期間:2021年7月 〜 12月
・工事内容:檜皮葺きの屋根を銅板に葺替え、破損している基礎を新設、木部の全解体修理(※一度部材を全て解体保存し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、弁柄(べんがら)の塗り直しを実施します。
・リポート:第5回の月例現場打合が実施されました。
神社様へ工事写真(基礎工事完了、足場組立、木部の作業状況)や月間工程表の説明を致しました。
現場は屋根の木下地までが完了し、縁廻りや室内の造作を実施しています。
11月10日から屋根の銅板平葺きを行なっていきます。

(1) 社殿(拝殿)の東側に鎮座する摂社親母神社
(足場で覆われている)

(2) 土間基礎仕上げ

(3) 外部足場及び素屋根

(4) 建て方

(5) 上部の組立

(6) 破風板、垂木取付け

(7) 軒付の銅板葺き

(8) ルーフィング貼をして屋根下地が完了した状態

(9) 縁廻りや室内の造作
2021年11月15日愛知県知立市(ちりゅうし)の知立神社様の摂社親母神社(うばがみしゃ)保存修理工事で、氏子総代様の現場見学会が行なわれました。
・概  要:愛知県知立市の国登録文化財知立神社摂社親母神社の保存修理工事をさせて頂いています。
知立神社様は三河国二宮で、摂社親母神社は拝殿の東側に南面して建てられた一間社流造で、本社殿(本殿・幣殿・祭文殿及び廻廊・拝殿)と共に平成26年(2014)に登録文化財になっています。
(※摂社とは、本社の御祭神と由緒の深い神を祀った社)
明治34年(1901)の「知立神社之図」に、現在の親母神社が描かれていることからそれ以前の建立とみられていますが、今回の修理中に発見された墨書銘から天保5年(1834)頃に建てられた可能性があります。

<参考文献>
・『新編 知立市史 別巻 文化財編』2016年
・工事期間:2021年7月 〜 12月
・工事内容:檜皮葺きの屋根を銅板に葺替え、破損している基礎を新設、木部の全解体修理(※一度部材を全て解体保存し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、弁柄(べんがら)の塗り直しを実施します。
・リポート:氏子総代様の現場見学会が実施されました。
木工事が完了し、現在は塗装工事と屋根銅板葺きを行なっています。
修理中に見つかった発見物の説明も致しました。
12月1日には、最後となる第6回の月例現場打合が実施されます。

(1) 菊奉納がされた社殿(拝殿)の東側に鎮座する
摂社親母神社(足場で覆われている)

(2) 足場の内部に入る見学者の皆さん

(3) 工事の状況を現場担当者から説明

(4) 屋根銅板葺き状況を見学

(5) 塗装工事の状況
2021年12月1日愛知県知立市(ちりゅうし)の登録文化財知立神社摂社親母神社(うばがみしゃ)保存修理工事の月例工事打合が行なわれました。
・概  要:愛知県知立市の国登録文化財知立神社摂社親母神社の保存修理工事をさせて頂いています。
知立神社様は三河国二宮で、摂社親母神社は拝殿の東側に南面して建てられた一間社流造で、本社殿(本殿・幣殿・祭文殿及び廻廊・拝殿)と共に平成26年(2014)に登録文化財になっています。
(※摂社とは、本社の御祭神と由緒の深い神を祀った社)
明治34年(1901)の「知立神社之図」に、現在の親母神社が描かれていることからそれ以前の建立とみられていますが、今回の修理中に発見された墨書銘から天保5年(1834)頃に建てられた可能性があります。

<参考文献>
・『新編 知立市史 別巻 文化財編』2016年
・工事期間:2021年7月 〜 12月
・工事内容:檜皮葺きの屋根を銅板に葺替え、破損している基礎を新設、木部の全解体修理(※一度部材を全て解体保存し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、弁柄(べんがら)の塗り直しを実施します。
・リポート:第6回の月例現場打合が実施されました。
神社様へ工事写真(屋根工事・塗装工事の完了状況)や月間工程表の説明を致しました。
建具の修理、周辺の石造物の復旧・地盤の整地を行なって、工事は完了となります。
12月15日には本遷座祭が斎行されます。

(1) 社殿(拝殿)の東側に鎮座する摂社親母神社

(2) 西面及び南面

(3) 南面

(4) 修理銘板 取付け前
2021年12月15日愛知県知立市(ちりゅうし)の登録文化財知立神社摂社親母神社(うばがみしゃ)の本遷座祭が斎行されました。
・概  要:愛知県知立市の国登録文化財知立神社摂社親母神社の保存修理工事をさせて頂いています。
知立神社様は三河国二宮で、摂社親母神社は拝殿の東側に南面して建てられた一間社流造で、本社殿(本殿・幣殿・祭文殿及び廻廊・拝殿)と共に平成26年(2014)に登録文化財になっています。
(※摂社とは、本社の御祭神と由緒の深い神を祀った社)
明治34年(1901)の「知立神社之図」に、現在の親母神社が描かれていることからそれ以前の建立とみられていますが、今回の修理中に発見された墨書銘から天保5年(1834)頃に建てられた可能性があります。

<参考文献>
・『新編 知立市史 別巻 文化財編』2016年
・工事期間:2021年7月 〜 12月
・工事内容:檜皮葺きの屋根を銅板に葺替え、破損している基礎を新設、木部の全解体修理(※一度部材を全て解体保存し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、弁柄(べんがら)の塗り直しを実施しました。
・リポート:全工事が完了し、御神体を親母神社へお戻しする本遷座祭が斎行されました。

(1) 市指定文化財の石橋から 登録文化財社殿(拝殿)
及び親母神社(写真右)を見る

(2) 石橋の下に飛来したカワセミ

(3) 社殿(拝殿)の東側に鎮座する摂社親母神社

(4) 工事が完了した摂社親母神社

(5) 遷座祭のリハーサル

(6) 遷座前の親母神社








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