愛知県岡崎市 滝山東照宮本殿ほか2棟保存修理工事
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2022年4月15日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様にて本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。 |
・概 要: |
愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 保存修理工事に先駆け、1月24日に安全祈願祭が斎行されました。
その後、本殿の仮設足場・素屋根の設置が完了しました。
現在は、飾り金物の取り外しと屋根の解体作業を行なっています。
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 (1) 工事前の拝殿 |
 (2) 工事前の本殿 |
 (3) 安全祈願祭 |
 (4) 仮設足場・素屋根組立 |
 (5) 本殿屋根 解体前 |
 (6) 本殿屋根 銅板解体 |
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2022年4月22日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 4月22日に第3回現場打合が行なわれました。
屋根銅板の解体作業と軒先の飾り金物の取外しが完了しました。
現在は飾り金物の洗浄作業や、塗装彩色の調査・漆塗りの剥離作業を行なっています。
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 (1) 屋根銅板解体完了 |
 (2) 軒先飾り金物 取外し作業前 |
 (3) 軒先飾り金物の洗浄作業 |
 (4) 軒先飾り金物の洗浄前(右)と後(左) |
 (5) 塗装彩色の調査 |
 (6) 漆塗りの剥離作業 |
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2022年6月7日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 5月23日に第4回現場打合が行なわれました。
前回から引き続き、飾り金物の洗浄作業や、塗装彩色の調査・漆塗りの剥離作業を行なっています。
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 (1) 軒先飾り金物の洗浄作業前 |
 (2) 軒先飾り金物の洗浄作業後 |
 (3) 彩色の調査 |
 (4) 漆塗りの剥離作業 |
 (5) 漆塗りの剥離作業 |
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2022年7月13日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 7月13日に第5回現場打合が行なわれました。
本殿屋根瓦棒の下地木部の腐朽箇所を補修しました。
現在は、本殿の塗装彩色の調査と琵琶板見取図の作成、漆の下地作業を行なっています。
琵琶板とは、組物と組物の間にはめ込む板のことです。
漆の下地作業では、最初に木地固め(木地に生漆を塗る)を行ないます。
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 (1) 屋根瓦棒 補修 |
 (2) 破風板 木地固め |
 (3) 塗装彩色の調査 |
 (4) 琵琶板見取図の作成 |
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2022年8月18日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 7月18日に第6回現場打合が行なわれました。
現在、本殿屋根瓦棒の銅板取付けと、塗装工事をしています。
塗装工事(漆塗り)では、破風板、裏甲(うらごう)、茅負(かやおい)といった部材の地付け、地付け研ぎの下地作業を行なっています。
地付け研ぎとは、地付け(生漆に地の粉を混ぜたパテ状の物)を塗った後にペーパーなどで研いで平らにすることです。
塗装工事(彩色)では、見取図作成が完了した旧塗膜部分を掻き落としました。
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 (1) 屋根瓦棒の銅板取付 |
 (2) 破風板の地付け、地付け研ぎ |
 (3) 裏甲、茅負の 地付け、地付け研ぎ |
 (4) 彩色の掻き落とし |
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2022年11月29日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 11月29日に第9回現場打合が行なわれました。
本殿では、破風の箔押し・墨差しの修理を終えた錺金具の取付け、屋根の瓦棒銅板葺き、鬼板取付けが完了しました。
現在、本殿は軒廻りの裏甲(うらこう)の黒漆仕上げと、化粧垂木の錆付け(生漆に砥の粉を混ぜた物で下地としては最後の工程)作業を行なっています。
幣殿は、妻壁における彩色(鳳凰)の現状見取図を作成しています。
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 (1) 本殿屋根瓦棒銅板葺き完了 |
 (2) 本殿破風板の八双金具取付け |
 (3) 本殿軒廻りの漆上塗り |
 (4) 幣殿妻壁の彩色(鳳凰) |
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2022年12月20日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 12月20日に第10回現場打合が行なわれました。
本工事で使用する本岩絵具(天然の鉱物を砕いた顔料で藍銅鉱や孔雀石を使用する)の焼成試験を、参加者の皆様に見ていただきました。
本岩絵具は、新岩絵具(ガラス等に人工的に色を付けた顔料)と違い大変貴重な顔料で、焼成すると黒色化します。
本殿の軒廻りは、一回目の漆中塗りを行ない、今後は上塗り仕上げをする予定です。壁板は、傷んでいる塗装面を掻き落とし、生漆を塗る木地固めを行なっています。
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 (1) 本岩絵具焼成試験 |
 (2) 現場打合で本岩絵具の焼成試験を行なっている様子 |
 (3) 本殿向拝軒廻り 中塗り |
 (4) 本殿背面壁板 木地固め |
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2023年1月25日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 1月25日に第11回現場打合が行なわれました。
出席者の皆様へ、漆塗りの工法・工程を説明致しました。
漆塗りの工法には、上塗り直し・掻き合わせ・真掻き合わせ・本直しの4種類があり、部位によって使い分けます。
この内、最も塗りの回数が多いのが本直しで、木地から仕上げまでで、布着せ・地付け・切粉付け・錆付け・中塗り・上塗り等、約36の工程があります。
その各工程の段階によって、塗り分けた見本を「手板」と呼び、皆様にもご覧頂きました。
現在の作業としては、本殿の軒廻りと化粧垂木等の上塗り、彩色復原図の作成を行なっています。
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 (1) 漆塗りの工程手板(上:弁柄漆塗り、下:黒漆塗り) |
 (2) 手板を確認する出席者の皆様 |
 (3) 本殿化粧垂木 上塗仕上げ |
 (4) 蟇股(かえるまた)の彩色復原図 |
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2023年2月24日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 2月24日に第12回現場打合が行なわれました。
本殿では、化粧垂木までの漆上塗り仕上げと蟇股(かえるまた)復原図作製作業が完了しました。
現在は、裏甲(うらごう)・化粧垂木の錺金具(かざりかなぐ)を取付けています。
今後は、彩色の下地作業である胡粉(ごふん)塗りを行なう予定です。
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 (1) 蟇股(かえるまた)の彩色復原図 |
 (2) 本殿裏甲・垂木 錺金具取付け、化粧垂木 上塗仕上げ |
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2023年3月24日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 3月24日に、第13回現場打合が行なわれました。
現在は、柱・壁板の上塗り作業を行なっています。
彩色の下地作業として、膠(にかわ)水と明礬(みょうばん)を混合したにじみ止めの液を塗る礬水(どうさ)引きを行なっています。
また、軒の裏側などの上裏(あげうら)には、白色の顔料である胡粉(ごふん)で上塗り仕上げを行なっています。
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 (1) 柱、壁板の上塗り |
 (2) 礬水(どうさ)引きの様子 |
 (3) 上裏(あげうら)の胡粉(ごふん)上塗り |
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2023年4月26日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: | 4月26日に、第14回現場打合が行なわれました。
現在は、以下の漆塗・彩色・金具工事を行なっています。
漆塗工事:縁・高欄廻りの地付け(生漆に地の粉を混ぜたパテ状の下地を塗る)作業をしています。
彩色工事:下地として、胡粉(ごふん)塗りを3回行なっています。
金具工事:軒廻りの化粧垂木・隅木に、錺金具(かざりかなぐ)を取付けました。
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 (1) 現場打合の様子 |
 (2) 地付け |
 (3) 胡粉塗り |
 (4) 隅木の錺金具取付け |
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2023年5月18日 | ケーブルテレビ局ミクスネットワーク様が、愛知県岡崎市の滝山東照宮様の修理工事現場を取材されました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: |
岡崎市にあるケーブルテレビ局ミクスネットワーク様に、工事の様子を取材・撮影して頂きました。
岡崎市の武将隊である“グレート家康公「葵」武将隊”が出演する以下の番組で放送予定です。
・番組名:CATV デジタル131『何事じゃ!!』
・放送予定日:6月5日(月)18:45〜
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 (1) 工事についての説明を受ける出演者 |
 (2) 出演者との記念撮影 |
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2023年5月30日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: |
5月30日に、第15回現場打合が行なわれました。
現在は、以下の漆塗・彩色工事を行なっています。
漆塗工事:本殿北側では中塗り、木階では布着せの作業を行なっています。
彩色工事:置き上げ彩色(胡粉や丹等で盛り上げた立体的な彩色)の金箔補修を行なっています。
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 (1) 現場打合の様子 |
 (2) 漆塗工事 中塗り |
 (3) 漆塗工事 布着せ |
 (4) 彩色工事 置き上げ彩色の金箔補修 |
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2023年6月20日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: |
6月20日に、第16回現場打合が行なわれました。
現在は、以下の漆塗・彩色工事を行なっています。
漆塗工事:縁下の中塗りの作業をしています。
彩色工事:妻壁の彩色、丸桁(がぎょう)の繧繝彩色(うんげんさいしき:色の濃淡を付けた彩色)、斗組(ますぐみ)の型押し(彩色を行う前の下書き)を行なっています。
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 (1) 現場打合の様子 |
 (2) 漆塗工事 縁下 中塗り |
 (3) 彩色工事 妻壁 彩色 |
 (4) 彩色工事 丸桁(がぎょう) 繧繝彩色(うんげんさいしき)、 斗組(ますぐみ) 型押し |
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2023年8月24日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: |
8月24日に、第17回現場打合が行なわれました。
現在は、以下の漆塗・彩色を行なっています。
漆塗工事:本殿高欄廻り、浜縁の黒漆上塗り仕上げの作業をしています。漆の上塗り仕上げが完了した懸魚を妻壁に取付けました。
彩色工事:本殿頭貫廻り、斗組の極彩色、柱廻りの金襴巻きの置き上げ彩色を行なっています。置き上げ彩色は、胡粉(ごふん)や黄色みを帯びた赤色の顔料である丹(たん)で盛り上げた上に
絵具で色を付ける手法です。今後は、本岩絵具を使った上塗りを行なう予定です。本岩絵具は、天然の鉱物を砕いた大変貴重な顔料です。
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 (1) 現場打合の様子 |
 (2) 漆塗工事 本殿高欄 黒漆仕上げ |
 (3) 漆塗工事 本殿妻壁懸魚 上塗り仕上げ後取付け |
 (4) 彩色工事 本殿頭貫廻り 極彩色 金襴巻きの置き上げ彩色 |
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2023年9月28日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: |
9月28日に、第18回現場打合が行なわれました。
本殿及び中門の工事が完了したため、検査をして頂きました。
今後は、幣殿・拝殿の仮設工事を行なう予定です。
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 (1) 現場打合の様子 |
 (2) 施工が完了した本殿 |
 (3) 施工が完了した中門(本殿より見る) |
 (4) 検査の様子 |
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2023年10月17日 | 愛知県岡崎市の滝山東照宮様で、本殿ほか2棟保存修理工事の現場打合が行なわれました。 |
・概 要: | 愛知県岡崎市に所在する滝山東照宮様の本殿ほか2棟保存修理工事をさせて頂いています。
江戸幕府三代将軍家光の指示により、正保3年(1646)に竣工したとされています。
今回は本殿の他に、中門・幣殿・拝殿も併せて工事を行ないます。
保存修理事業には、特定非営利活動法人「滝山寺地区文化財を修復・整備する会」様(外部サイトへ移ります)が関わっておられます。
<参考文献>
・『愛知県史 別編 文化財1建造物・史跡』2006年より
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・工事期間: | 2022年1月 〜 2024年6月 |
・工事内容: | 漆塗り、彩色の補修、銅板葺屋根の修理 |
・リポート: |
10月17日に、第19回定例会議が行なわれました。
現在は、幣殿・拝殿の保存修理工事を行なっています。
仮設足場の組立が完了し、屋根の銅瓦と瓦棒下地を解体しています。
今後は、破損部分の調査を行なう予定です。
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 (1) 現場打合の様子 |
 (2) 外部足場組立完了 |
 (3) 解体前の銅瓦葺き屋根の様子 |
 (4) 瓦棒下地の解体保存 |
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