・概 要: | 西国第一番札所として名高い青岸渡寺(せいがんとじ)様(天台宗)は和歌山県の南東部にある那智山の中腹に位置し、
平成16年(2004)にはユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録された名刹です。
豊臣秀吉の発願によって、那智山如意輪堂の再建を手掛け、天正18年(1590)に落慶したのが現在の本堂で、明治37年(1904)に特別保護建造物に、昭和41年(1966)には本堂内厨子が、本堂と共に国重要文化財に指定されています。
<参考文献>
・『重要文化財 那智山青岸渡寺本堂・宝篋印塔修理工事報告書』1987年
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・業務期間: | 2020年2月 〜 2021年3月 |
・業務内容: | 地盤調査、予備調査(建物実測調査・作図)、耐震診断、補強案策定、報告書作成。 |
・リポート: | 重要文化財本堂の耐震診断業務をさせて頂きました。
青岸渡寺様と並立し、同じくユネスコ世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録された熊野那智大社様においても、昭和57年(1982)建立の休憩所を魚津社寺工務店で手掛けさせて頂きました。
このたび、当社ホームページへの掲載の許可を頂いた那智山青岸渡寺様、熊野那智大社様には改めて御礼申し上げます。
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