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愛知県安城市 西心寺(真宗大谷派)本堂改修工事
2018年5月19日 檀家様向け見学会を開催

当社が、本堂の修復をしている愛知県安城市川島町の西心寺様(真宗大谷派)にて、檀家様向けの現場見学会が開催されました。
工事は平成29年11月より開始し、平成30年11月に完了予定で、現在は本堂屋根仕舞い、柱の沈下修整をしています。
以下は当日の見学会の模様になります。
(参考に工事前と工事中の本堂写真も掲載しています。)

 

現場見学会 (1) 工事前の西心寺本堂外部

現場見学会 (2) 工事前の西心寺本堂内部

現場見学会 (3) 工事中の西心寺本堂内部

現場見学会 (4) 見学者の皆様

現場見学会 (5) 見学会で展示した棟札等の史料

現場見学会 (6) 当社担当者による棟札等の史料のご説明

現場見学会 (7) 当社担当者による小屋組の修理状況のご説明
2020年11月7日愛知県安城市の西心寺様(真宗大谷派)で、本堂修復落慶法要が厳修されました。
・概  要:2018年11月に本堂修復が竣工した愛知県安城市の西心寺様(真宗大谷派)にて、落慶法要が厳修されました。
入母屋造桟瓦葺の現本堂は、牛久保(愛知県豊川市牛久保町)の岡田五左衛門を大工棟梁として天保6年(1835)に上棟されています。
岡田五左衛門(代々襲名)は三河地方を代表する名匠として知られ、西心寺本堂は棟札より、八代目之昌と九代目宜堯によるものです。
岡田家の遺構は愛知県から静岡県西部にかけていくつか現存しています。
当社でも、県指定文化財三明寺本堂(愛知県豊川市、曹洞宗)、正念寺本堂 (愛知県西尾市、真宗大谷派)、海蔵寺本堂(愛知県西尾市吉良町、浄土宗西山深草派)といった岡田家による本堂を修復させて頂きました。

<参考文献>
・『安城市文化財調査報告書 第6集 安城の寺院建築』
 (安城市教育委員会、2016年)
・『新編 豊川市史』第2巻 通史編 近世(豊川市、2011年)
・工事期間:2017年11月 〜 2018年11月
・工事内容:屋根葺替えと半解体修理(軸部を残して解体し、腐朽部を修理して再度組み上げる)、耐震補強(耐震壁の設置、基礎コンクリート補強)を実施しました。
・リポート:本堂修復落慶法要が厳修されました。

(1) 修復が完了した本堂

(2) 内陣の荘厳

(3) 法要の様子

(4) 委員長の挨拶

(5) 住職の挨拶

(6) 感謝状の授与

(7) 感謝状
2021年11月20日当社による修復が竣工した愛知県安城市の西心寺本堂(真宗大谷派)が、山門と共に登録文化財になることが11月20日の中日新聞朝刊に掲載されました。
・概  要:当社が修復を担当した愛知県安城市の西心寺本堂が、山門と共に登録文化財になることが新聞に発表されました。
入母屋造桟瓦葺の現本堂は、牛久保(愛知県豊川市牛久保町)の岡田五左衛門を大工棟梁として天保6年(1835)に上棟されています。
岡田五左衛門(代々襲名)は三河地方を代表する名匠として知られ、西心寺本堂は棟札より、八代目之昌と九代目宜堯によるものです。
岡田家の遺構は愛知県から静岡県西部にかけていくつか現存しています。
当社でも、県指定文化財三明寺本堂(愛知県豊川市、曹洞宗)、正念寺本堂 (愛知県西尾市、真宗大谷派)、海蔵寺本堂(愛知県西尾市吉良町、浄土宗西山深草派)といった岡田家による本堂を修復させて頂きました。

山門は切妻造桟瓦葺の四脚門で、西大平(愛知県岡崎市大西)の大工杉浦家によって、明治36年(1903)に再建されました。
当社が修理工事中の土橋八幡社舞殿も、杉浦家の建立と推定されています。

<参考文献>
・『安城市文化財調査報告書 第6集 安城の寺院建築』
 (安城市教育委員会、2016年)
・『新編 豊川市史』第2巻 通史編 近世(豊川市、2011年)

(1) 本堂 東面

(2) 本堂 内部

(3) 山門 東面

(4) 山門 東から西を見上げる








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