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名古屋大学の学生さんによる
愛知県豊田市 如意寺様(真宗大谷派)での常時微動計測の様子

2021年6月1日愛知県豊田市の如意寺(にょいじ)様(真宗大谷派)で、名古屋大学の学生さんによる本堂の常時微動計測が行なわれました。
・概  要:愛知県豊田市の如意寺様(真宗大谷派)では、
当社にて文化財申請業務をさせて頂いた本堂〈文政6年(1823)頃〉、
書院〈文政〜天保年間(1818〜1844)〉、山門〈文政9年(1826)〉、
鐘楼〈宝暦5年(1757)頃〉、太鼓楼〈文政〜天保年間(1818〜1844)〉
が登録文化財になっています。

この内、本堂、山門、太鼓楼の三棟を当社にて修理工事を実施致しました。

<参考文献>
・『新修豊田市史 別編 建築』(愛知県豊田市、2016年)
・リポート:登録文化財如意寺本堂では、過去に修理前と修理・耐震補強後に常時微動計測を行なっています。
常時微動計測とは風などによって与えられる建物・地盤の微小な振動を測定することです。 得られた建物・地盤の波形を分析することによって、特性が把握でき、建物については補強による効果などが確認できます。
今回、名古屋大学の学生さんによって、修理・耐震補強工事から10年後の本堂の常時微動計測が行なわれました。

(1) 登録文化財 本堂 修理前

(2) (1)と同じ場所を見る(2021年6月1日撮影)

(3) 登録文化財 山門 修理前

(4) (3)と同じ場所を見る(2021年6月1日撮影)

(5) 登録文化財 太鼓楼 修理前

(6) (5)と同じ場所を見る(2021年6月1日撮影)

(7) 名古屋大学の学生さんによる本堂内部の計測準備

(8) 矢来内(やらいうち)に置かれた加速度微動計(写真中央手前)








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