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名古屋大学の学生さんによる
愛知県犬山市 興禅寺様(臨済宗妙心寺派)での常時微動計測の様子

2021年5月25日愛知県犬山市の興禅寺(こうぜんじ)様(臨済宗妙心寺派)で、名古屋大学の学生さんによる常時微動計測が行なわれました。
・概  要: 愛知県犬山市の興禅寺様(臨済宗妙心寺派)では、当社にて文化財申請業務をさせて頂いた本堂〈明治31年(1898)〉、庫裏〈文政13年(1830)〉、山門〈昭和14年(1939)〉が登録文化財になっています。
庫裏は登録文化財建造物修理事業として平成16年(2004)から同17年(2005)にかけて、当社にて工事を実施致しました。

<参考文献>
・横山住雄著『尾張 興禅寺史』(妙国山 興禅寺、2007年)
・リポート: 登録文化財興禅寺庫裏では、過去に修理前と修理・耐震補強後に常時微動計測を行なっています。
常時微動計測とは風などによって与えられる建物・地盤の微小な振動を測定することです。 得られた建物・地盤の波形を分析することによって、特性が把握でき、建物については補強による効果などが確認できます。
今回、名古屋大学の学生さんによって、工事から16年後の常時微動計測が行なわれました。

(1) 登録文化財 庫裏 修理前(2003年撮影)

(2) (1)と同じ場所を見る(2021年5月25日撮影)

(3) 名古屋大学の学生さんによる計測準備の様子

(4) 地盤に置かれた微動計

(5) 登録文化財 本堂

(6) 登録文化財 山門








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