トップページ>リポート
 


茨城県笠間市 重要文化財 笠間稲荷神社本殿保存修理工事
2024年9月20日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:9月20日に、定例会議が行なわれました。
現場では、引続き屋根銅板復旧作業を行なっています。
大棟、隅棟の銅板を、従来通りの施工方法で取付けています。
屋根銅板復旧工事が完了した後は、雨樋と避雷針の設置工事を行なう予定です。

(1) 西側の大棟の銅板復旧

(2) 隅棟の銅板復旧

(3) 屋根 東面 北より見る
2024年7月26日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議と氏子総代様の見学会が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:7月26日に、定例会議が行なわれました。
同日に氏子総代様の見学会が開催され、工事進捗状況をご確認いただきました。
現場では、引続き屋根銅板復旧作業を行なっています。

(1) 氏子総代様の見学会(工事内容説明)の様子

(2) 屋根銅板復旧
2024年6月28,29日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の現場見学会が開催されました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:6月28,29日に、神社様・笠間市の主催で現場見学会が開催されました。
今回は、小・中学生向けの解説を行なう回も設けられました。
現場では、引き続き屋根銅板工事を行なっていきます。

(1) 見学前のお祓い

(2) 見学会の様子

(3) 小・中学生の見学の様子
2024年5月27日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:5月27日に、定例会議が行なわれました。
当日は会議と併せて、笠間市に隣接する益子町(栃木県芳賀郡)の文化財保護審議会委員の方が現場を見学されました。
現在は、屋根銅板工事における溝板銅板の取付けを行なっています。
基本は既存の溝板銅板を再利用しますが、亀裂があったり、穴が開いたりしたものは取替えています。

(1) 現場見学の様子

(2) 溝板銅板の取付け

(3) 溝板銅板の取替え
2024年4月15日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:4月15日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根銅板工事が始まり、軒付に補修された墨差し金箔押しの軒唐草銅板を取付けています。
今回の修理では、既存銅板の平均厚さが1o以上あるので、できる限り再利用を行なう予定です。

(1) 西面屋根

(2) 西面入隅 軒唐草銅板取付け
2024年3月29日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の出来高検査が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:令和5年度の出来高検査が行なわれました。
現場では、新規制作された鬼板鰭(おにいたひれ)彫刻の仮合わせを行ないました。この後、銅板で包む予定です。
外陣と内陣の境の建具を修繕し、取付を完了しました。
懸魚(げぎょ)復原に伴い、見取図の協議が工房にて行なわれています。

(1) 出来高検査の様子

(2) 鬼板鰭(おにいたひれ)の仮合わせ

(3) 外陣内陣境の修繕した建具

(4) 懸魚(げぎょ)の復原見取図作成協議の様子
2024年1月24日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:1月24日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根銅板下地の腐朽木部の取替えから、瓦棒取付作業へ進んでいます。
懸魚の復原に伴い、現場に搬入された木材(欅材)の材料検査を発注者立ち合いのもと行ないました。

(1) 西面屋根

(2) 西側入隅 腐朽木部の取替え

(3) 懸魚復元用の木材(欅材)の材料検査
2023年12月22日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:12月22日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根銅板下地の腐朽木部の取替えが進んでいます。
雨漏りの被害が大きかった谷の部分も修繕を行ないました。

(1) 腐朽木部の取替え

(2) 西側入隅 腐朽木部の取替え

(3) 西側入隅 谷部分の修繕
2023年11月24日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:11月24日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根木下地の修繕が進んでいます。
工房では、屋根銅板葺きの下地である土居葺き(防水の為に屋根の野地板の上に薄板を葺く)のために、 杉丸太材から材料の準備が行なわれています。

(1) 西面屋根 土居葺きの腐朽部取外し

(2) 杉丸太材を大割する様子

(3) 大割された木材を小割して薄板にする様子
2023年10月30日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:10月30日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根木下地の補修をしています。
唐破風の向拝(ごはい・こうはい)部分では、腐朽した破風板の繕い作業中です。

(1) 唐破風向拝西側の屋根木下地の腐朽部取外し後

(2) 破風板の繕い材取付け後
2023年9月28日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:8月28日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根木下地の繕い作業をしています。
9月29,30日には、笠間市の主催で現場見学会が開催されました。

(1) 西側入隅 屋根木下地の腐朽部取外し後

(2) 西側入隅 繕い材の古色塗り

(3) 西側入隅 繕い後の取付け

(4) 現場見学会の様子

(5) 設計監理者による説明
2023年8月28日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:8月28日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根木下地の繕い作業をしています。
金具工事の加工場では、軒唐草の金箔押作業を行なっています。

(1) 定例会議の様子

(2) 土居葺部分解体完了 北東より見る

(3) 屋根木下地 繕い(野隅木)

(4) 軒唐草 金箔押、墨差し
2023年6月30日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:6月30日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根木部解体作業をしています。
今後は、腐朽部材の補修、繕いを行なっていきます。

(1) 唐破風向拝西側の木部解体

(2) 鬼板の鰭(ひれ)の腐朽状況
2023年5月25日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:5月25日に、定例会議が行なわれました。
現場では、屋根木下地解体作業に続き、土居葺解体を実施しています。 また、雨漏りにより著しく腐朽した西側入隅の木部の取外しを行なっています。

(1) 土居葺撤去

(2) 西側入隅 腐朽状況

(3) 腐朽木部
2023年4月19日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:4月19日に、定例会議が行なわれました。
本殿小屋裏から発見された万延元年(1860)の棟札を、皆様に見ていただきました。
現場では、銅板屋根木下地の撤去作業を行なっています。

(1) 本殿小屋裏から発見された万延元年(1860)の棟札

(2) 銅板屋根木下地撤去の様子
2023年3月20日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議と令和4年度の検査が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:3月20日に、定例会議と令和4年度の検査が行なわれました。
現場では、屋根の銅板の取り外しが完了しました。
現在は、再利用する銅板の補修を行なっています。
4月より、木下地・土居葺の調査、取り外し作業をする予定です。

(1) 検査の様子

(2) 銅板取り外し後の屋根

(3) 再利用する軒巴(のきどもえ)銅板の補修
2023年2月27日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の文化庁現地確認及び指導が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:2月27日に文化庁の担当者による現地確認及び指導が行なわれました。
現場では、屋根銅板の解体がほぼ完了しています。
銅板の一部に腐食による穴、土居葺の入隅に腐朽箇所が見られました。
今後は、屋根木下地の現状調査、解体を実施する予定です。

(1) 屋根銅板撤去 南西より見る

(2) 屋根銅板撤去 北側より見る

(3) 外陣東側鬼板 破損状況

(4) 西側入隅 破損状況
2023年1月18日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の定例会議が行なわれました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂いています。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:1月18日に定例会議が行なわれました。
現場では、本殿を覆う素屋根が設置されました。
現在は、屋根銅板の取外しと塗装成分の分析作業を行なっています。
今後は、屋根銅板の実測調査、解体を実施する予定です。銅板は再利用するため、丁寧に取り外します。

(1) 仮設足場組立状況 北より見る

(2) 仮設万能鋼板の設置 北より見る

(3) 素屋根足場組立完了 北東から見る

(4) 屋根軒先瓦棒銅板撤去

(5) 塗装成分分析のための屋根銅板塗膜の採取状況
2022年12月12日茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様で本殿保存修理工事の安全祈願祭が斎行されました。
・概  要: 茨城県笠間市に所在する笠間稲荷神社様の本殿保存修理工事をさせて頂くことになりました。
笠間稲荷神社様は、日本三大稲荷のひとつです。
本殿は、文久元年(1861)の再建で、昭和63年(1988)に国の重要文化財に指定されました。
本瓦型銅板葺の本殿は、建物・彫刻に彩色を施していない素木(しらき)造となっており、江戸時代末期の特徴をよくあらわしています。
・工事期間:2022年12月 〜 2025年3月
・工事内容:本瓦形銅板葺・土居葺・野地の解体と腐朽木部の取替え、屋根の復旧、 木部・建具・錺金の補修
・リポート:保存修理工事のための、安全祈願祭が斎行されました。
今後は、仮設工事を進めていく予定です。

(1) 左(北)より本殿(木造)及び 拝殿(鉄筋コンクリート造)

(2) 本殿 北面 及び 西面

(3) 本殿 北面

(4) 拝殿内に設置した仮本殿前での祭典の様子

(5) 参拝者による玉串拝礼










お問合せ 上に戻る