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 真宗大谷派 西方寺様(愛知県清須市)
工事名称 西方寺書院他修復工事 (竣工:平成29年10月)→工事概要・詳細はこちら
西方寺玄関トイレ改修工事 (竣工:平成30年6月)

■工事理由:

・建物の老朽化。早めに手を入れることで建物を劣化させずに残したいという思いから。

■魚津社寺工務店を選んだ理由:

・本堂及び玄関修復工事(平成19年竣工)に携わっており、信頼があった。
・本堂工事以前より地元や他のお寺からの評判を聞いていた。

■工事のご感想:

御住職様
・納期に間に合うよう工夫して工事をしてもらえてよかった。
・施主側の希望をよく取り入れられており、出来栄えには満足である。
・職人の仕事を見れば、工事にかかる金額に納得している。

坊守様
・台所など使い勝手が大事な場所の仕様を女性目線で考えてくれた。
・女性社員だけでなく男性社員も使い勝手についてとても気にしてくれた。
・工事の技術と、使い勝手や出来栄えをバランスよく進めてくれた。
・意見や相談をしやすい雰囲気ができていてよかった。


施工後(書院前面)

書院全景
施工前

施工後
書院背面
施工前

施工後
書院上の間
施工前

施工後





施工前

施工後





施工前

施工後





施工前

施工後
本堂
施工前

施工後

西方寺様の工事を担当させて頂いて:

○営業部部長 小山興誓

西方寺様の本堂・玄関修復工事の営業段階から関わらせて頂いて、早や10年の歳月が経とうとしています。
今回、書院をはじめとする諸建造物の修復整備を発注して頂き、その工事も無事完了し、感慨無量の想いです。西方寺様は当地方の真宗伝播の歴史を語る上で言及される荒木門徒系統の寺院で、同じく荒木門徒の如意寺様(豊田市)の本堂・山門・太鼓楼の修復や、登録文化財申請業務を弊社でさせて頂いたことも、何かの縁を感じています。

西方寺様は明治24年(1891)の濃尾地震で山門以外は倒壊したものの、それ以降に再建復興された建造物によって、由緒相応の格式ある伽藍を整備されてきました。
正面に三ツ向拝を備え、側柱にまで円柱を使用した豪華な近代仏堂である本堂は、北側に接続する唐破風付きの式台玄関と共に伽藍の中心を成しています。伝統的な中にも、建具などに西洋的な細部意匠を凝らした近代和風の優作である書院も伽藍を構成する重要な要素です。

将来はいずれも文化財になるであろう貴重な建造物群を、弊社の修復・耐震補強工事によって、創建時及び現在に至るまで護持されてきたお寺様、門徒の皆様方の想いと共に、後世へ伝えるお手伝いをさせて頂いたことは喜びに耐えません。
今回、このような機会を頂戴したことに、改めて御礼を申し上げます。

○工事部所長 志賀政男

このたびは西方寺様の書院・渡り廊下の修復、玄関トイレの改修の工事の現場担当をさせて頂き、誠にありがとうございました。

工事期間中は毎月、お寺様はじめ委員の皆様方と定例工事打合を行ないました。
特に印象に残っているのは、解体工事の最中に外壁が当初は朱色に塗られていた痕跡が見つかり、協議の結果、外壁の漆喰壁を朱色に復原したことです。
賓客を迎える機能を備えた施設の外壁が朱色になっている事例は存在するのですが、印象を大きく左右する変更のため、色見本を何種類か提示し、実際に現場でもご覧頂きました(写真参照)。
完成した姿を見て朱色にして正解だったと思い、個人的にも印象深い経験になりました。
 
定例打合にて色見本を提示

現場で色見本のご確認






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