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当社が建立した永平寺 大光明蔵と監院寮が、国重要文化財に

国の審議会が、令和元年5月17日に福井県吉田郡永平寺町の曹洞宗大本山永平寺の主要19棟を重要文化財(建造物)に指定するように文部科学相に答申しました。


永平寺19棟 重文に 「福井新聞」(2019年5月18日)の一面記事
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曹洞宗大本山永平寺は、寛元2年(1244)に道元禅師によって開創されました。禅宗伽藍の規範となる壮麗な堂舎群として価値が高いと評価され、この度、仏殿や法堂(はっとう)など19棟が国重要文化財に指定されます。

その中に、当社初代魚津弘吉(1898〜1982)を棟梁として昭和2年(1927)から同4年(1929)にかけて建立された大光明蔵(だいこうみょうぞう)と監院寮(かんにんりょう)の2棟も含まれています。

大光明蔵は、来山した寺僧や檀信徒と永平寺住職(貫首)が相見する建物です。設計・指導は当社初代魚津弘吉の恩人であり、日本建築界の権威であった武田五一博士(1872〜1938)です。

監院寮は、寺務の責任者である監院の部屋です。 いずれも昭和5年(1930)の二祖孤雲懐弉禅師650回大遠忌事業として建立されました。

同年3月に魚津弘吉が自費出版した『大本山永平寺 大光明蔵建築圖集』が当社に残っています。


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当社が手掛けた建造物が、国の審議会から重要文化財に指定するよう文部科学相に答申されたのは初めてです。
これからも、初代魚津弘吉の意思を受け継ぎ、後世に遺るような息の長い建築を造り上げていきたいと考えております。

<参考文献>『福井県の近代和風建築』(平成24年、福井県教育委員会)